小児歯科とは
小児歯科とは、子供の歯の健康を守るために、子供の口内の病気や虫歯、定期診断を行うことです。 特に、子供の歯が生えてきてから、歯が新しく生まれ変わるときの、ケアを行います。 子供の虫歯というのは、大人になってからの生活に、影響を及ぼします。 子供の頃の虫歯を放置していると大人になる前に、歯を抜かなくてはならなくなったりして、とても大変なことになりかねません。 子供の頃からきちんと歯のオーラルケアを行うことが大切です。
小児歯科治療はコミュニケーションが大切です
当院は患者様にできるだけストレスなく治療を受けて頂く為に、衛生面や設備面、また、スタッフの指導を行い、安心・安全な環境の元で治療を受けて頂けるよう心掛けております。
また、スマイルルームを設けており、お子様になるべく恐怖心を与えない環境づくりをしております。 母親の気持ちでご対応させて頂いております。
乳歯が生え始めたら
生後6ヶ月を過ぎると乳歯が生え始めます。 このときから歯みがきが必要になります。
最初は前歯しか生えていないのでガーゼなどで拭く程度でも大丈夫ですが、授乳をしたまま寝かせないことがポイントです。
歯みがきが自分である程度出来るようになっても8~9歳くらいまでは上手く磨けないので、汚れをキレイに落とすために、仕上げ磨きが必要です。
初めて永久歯の生える6歳
6歳頃になると、乳歯の奥歯のさらに奥に最初の永久歯が生えてきます。 この歯の名前は、第一大臼歯で、一番大きく噛む力が最も強い大切な歯です。また、6歳頃に生えるので、「6歳臼歯」 とも呼ばれています。
- 乳歯の奥に生えてくるので最初は気がつきにくい。
- 歯の噛み合わせの面の溝が深く、食べかすが、たまりやすい。
- 奥に生えるので歯みがきがしにくい。
- 生えたての歯は、歯質が未熟な為むし歯になりやすい。
6歳臼歯の虫歯予防には、本人、お母さん、歯科医の協力が必要です。 永久歯の磨き方も、乳歯の磨き方と基本は変わりません。 お子様に正しい磨き方を身につけて頂くために指導をしております。 お子様の歯ブラシのサイズがわからない場合や正しい磨き方などについてわからない場合はどうぞお気軽にお尋ねください。
歯並びチェック
お子様の歯並びをチェックしてあげるのはお母さんの役目です。
お子様の歯列矯正は早めに治療することが大切です。 永久歯が生える場所を確保でき、歯を”正しい位置”に誘導できます。
また、治療期間も短縮でき、シンプルな治療で済む可能性が高くなります。 そのため早期治療は大きなメリットになります。
歯列矯正ならお気軽にご相談下さい。
噛むことによって歯の全身への健康へつながります
幼児の時から口の機能を正しく発達させ、その機能を阻害されることなく一生通じて十分働かせていくことが大切です。
健康な歯を持ち健全な口の機能を発達させる基礎になるのは、乳児期の時からの「噛む」と言うことが重要な関わりをもっており脳に「噛む」という運動を覚えさせ、学習させる必要があります。
小さな時からしっかり噛むことを身につけることによって「食べ物の消化促進」「はっきりとした発音に!」 「顎の発達や関節の向上」「脳への刺激」など様々な効用につながります。